松本南リーグ紹介      

                    理事長 津田 武敏

松本南リーグの発足は、1971年(昭和46)、今から38年前に遡ります。

この年長野県にリトルリーグが発足し、長野リーグ・松本リーグが立ち上がりました。
松本リーグの中に島立支部と南松支部が最初に加盟したことによります。

そして3年後1974年(昭和49)に芝沢支部と寿・庄内支部が加盟しました。
1976年(昭和51)には、松本リーグが松本南・松本北・松本東に分割され三リーグが独立しました。事実上の松本南リーグの発足といえましょう。

松本南に加入していた塩尻は、1978年(昭和53)に独立して塩尻リーグとなりました。
また松本南に加入していた飯田も1979年(昭和54)に独立して飯田リーグとなりました。
1980年(昭和55)には波田も独立して波田リーグが結成されました。

こうしてみると当リーグは草分け的存在であったといえましょう。
以後当リーグは4支部によって約28年間継続されて、今日に至っています。

現在松本南リーグは、市の西部と南部にバンダリーをもっています。
西部地区に島立支部と芝沢支部、南部地区には南松支部と寿・庄内支部があります。
この4支部によって南リーグが構成されています。

4支部制をとっている当南リーグは、人数的には島立支部25名、芝沢支部23名、南松支部28名、寿・庄内支部20名総計96名(2008.1月末現在)のリーガーと保護者・指導部・役員の皆さんによって活動しています。

支部独自の活動とリーグとしての活動によっています。
まず冬季には、審判部が講師となってリーガーにルール説明会を開催しています。
ルールあっての試合。基本をしっかり理解して実戦に役立てようとするものです。指導部・保護者の皆さんにも理解していただく絶好の機会となっています。

次に春季大会、夏季大会、秋季大会と年三回リーグ内でリーグ戦を開催することです。
この2日間の各大会でブロック大会、信越大会に進む選抜選手が決まり、指導部・役員も決定され大会に臨みます。
春季と夏季大会は14名の選抜選手が、秋季大会では19名以内の選手が選抜され、実力を充分に発揮してくれています。

また4〜5月には選抜選手以外のリーガーで松本市内大会に出場して力をつけています。
8月にはテレビ松本杯がレギュラーとマイナーに分かれて市内三リーグと塩尻リーグ9チームで争われます。卒団生にとっては最後の試合となり、思い出の一ページとなっています。

さてリトルリーグの目的は、善良で礼儀正しい市民に育てることとし、社会に出てから一本立ができるよう夢と希望を大きくもって、積極的に活動できるよう、チームワークとフェアプレーの精神を育てあげることです。

このことを念頭に置いて、当リーグでは、チームプレーの大切さ(団結)、礼儀正しさ(規律)、勝利への積極性(気迫の充実)、リーガー同士の結びつき(友愛)を最重要課題として日々の指導やリーグの運営に当たっています。
「リーガーあっての指導者、リーガーあっての保護者、リーガーあっての役員、支部あっての南リーグ」を常に忘れることなく運営に精進しています。

今までの当リーグの成績をみてみますと、
 ・信越大会で優勝して、全日本選手権大会に5回出場。準優勝は3回、3位は9回。
 ・信越夏季大会では、優勝が5回、その都度全国選抜大会に出場する。
   特に2003年度の全国選抜大会では準優勝という輝かしい成績を残す。
   準優勝は3回、3位は4回。
 ・信越マイナー大会での優勝は1回、準優勝は2回、3位は5回。
 ・秋季大会では優勝が6回、準優勝が4回、3位が2回を数える。

それぞれの大会で選抜制をとりながらチームづくりとチームワークを大切にし、一致団した結果といえましょう。

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